家庭の平均貯蓄額は

2月 11, 2013 Author admin

あなたは貯金をした事がありますか?と聞かれれば、ほとんどの人がYesと答えるのではないでしょうか?サラリーマンにとっても最も一般的な「お金のスキル」は家計の「節約」と銀行への「預貯金」でしょう。この2つだけでも堅実に続けていけば20年後、30年後にはかなりの資産を貯めることが出来ます。しかし、実際には貯金額が100万円以下、200万円以下の家庭が増えているのが現状です。もっとも身近といえる「貯金」さえも堅実に増やせる家庭と増えない家庭では年々格差が広がっています。

総務省「家計調査」(平成23年)によると、勤労者世帯についてみると,貯蓄現在額は1233万円で,前年に比べ0.9%の減少となっています。また、年間収入は689万円で前年に比べ1.1%減少し,貯蓄年収比は,前年に比べ0.5ポイント上昇し179.0%となっています。

二人以上の世帯について貯蓄の種類別に1世帯当たり貯蓄額をみると,定期性預貯金が716万円(貯蓄額に占める割合43.0%)と最も多く、次いで「生命保険など」が386万円(同23.2%)となっています。

また貯蓄額の階級別に世帯割合をみると,500万円未満の世帯が最も多く,平成23年は全体の32.8%となっています。平成14年と比べると,貯蓄額が500万円未満の世帯は4.1ポイント上昇していることがわかります。

そして日本は家計貯蓄率が1970年代に20%以上あったのですが、年々下がってきていて、いまでは消費大国と言われたアメリカよりも低く、世界最低水準となりました。

日本の家計貯蓄率が低い理由としてよく言われるのは、主に2つあります。

ひとつは高齢化社会となり、現役を下りた人の貯金取り崩し生活者が多くなっていること。もうひとつは経済が低迷して、収入は増えていないのに預金金利が低くなったり、少子高齢化の影響で保険料が高くなったりと家計に負担が大きくなっているという事が原因と言われています。

「日本人は貯蓄が趣味」などといわれた時代もありましたが、現在では長引く不景気の影響で収入が減り、不安感ばかりが増して貯蓄しにくい環境に陥っていることが見て取れます。