かしこい貯蓄の仕方

1月 7, 2014 Author admin

家計における貯蓄とは、将来に備えて銀行などにお金を預けることをいいますし、多少のリスクを伴ってでも貯蓄以上に元手を増やしたい場合は、投資にチャレンジすることになるでしょう。

現在の日本の金利は1%を割るほどの低金利です。「貯蓄から投資へ」 最近この言葉を良く見るようになりました。これは内閣府と金融庁が発信したスローガンです。しかし、大和証券の調べでは(平成23年)、個人金融資産に占める株式や投資信託など有価証券の割合は、日本が13%です。米国の53%、ドイツの24%に大きく差があります。

資産運用として今、最も人気があるのが外国為替市場で外貨を売り買いするFXです。FXは株や他の投資より仕組みが簡単なので、投資経験がない主婦や忙しいサラリーマンでもできる資産運用として注目されています。しかし、いくら手軽だからと言っても、何も知らずにFXをすればやはり危険です。

たとえば銀行の定期預金など、これまで元本保証のあるリスクのない金融商品にしか預けたことがない人であれば、元本保証のない金融商品に投資することはとても勇気がいります。いきなり100万円全部を投資に回してしまうのではなく、10万円程度の無理のない金額から投資を始めてみるとよいでしょう。

投資では儲かることもあれば、損をすることもあります。少額であれば、儲けも小さいですが、損失も小さくできます。「ダメージを少なくできる金額」にこだわって、投資を始めるとよいと思います。

投資のようにリスクがないので、銀行の預貯金は誰でもできる安全な資産運用と言えます

預貯金の中でも、貯蓄性のある商品があります。積立預金は最適で最強の貯蓄法といえるでしょう。「こつこつ貯めるなんて苦手」という人も、自動的に定期預金を作ってくれるので自然と確実に貯めることができます。

サラリーマンなら、給料から天引きされる財形貯蓄は、ぜひとも活用したい方法です。財形貯蓄には、税金の優遇などのメリットがありますが、財形貯蓄が導入されていない会社に勤務する人や、自営業の人は、もちろん銀行の自動積立をしっかり活用するといいでしょう。

総務省の家計調査(平成23年)によると、貯蓄の平均は7万8千円です。平均で手取収入の2割ほどを貯蓄に回している人が多いようです。

世帯主の年齢別に貯蓄率をみてみると、貯蓄率が一番高いのが29歳以下でシングルが多い世代。次に貯蓄率が高いのが、30歳代の結婚して夫婦2人だけか子どもがいてもまだ小さい時期。まだ教育費などもかからず、シングルの次に貯め時といえるようです。

最近はどこの金融機関も不景気の影響で低金利ですが、どこでも同じわけではありません。ネットバンクなどには金利のかなり高い商品もありますから、しっかりと調べて選ぶことが大切です。

「貯金術」というのはあくまでも方法論です。効果を上げるためには、貯金できる生活習慣や無理なく長く続ける強い意思などの、根本的な部分が大事になってきます。