預金、貯金、貯蓄の違いを知ってますか

11月 24, 2012 Author admin

貯金、預金、貯蓄、何気なくよく使われている言葉ですが、その違いをきちんと判って使っていますか?

「預金」と「貯金」とで言葉は違いますが、意味は同じで金融機関にお金を預けること(貯めること)を意味します。ただ、お金を預ける金融機関によって使用する言葉が違います。

銀行に預けたお金のことを「預金」といいます。銀行の他にも、信用金庫、信用組合、労働金庫に預けたお金が預金です。

銀行は、明治6年から最初は国立銀行として始まりました。明治15年に中央銀行として日本銀行が設立されたため、他の国立銀行はその後民間の銀行になりました。資本主義の発展にともなって成長する企業も、余裕資金などを預け入れました。預金は、大手企業に融資という形で貸しつけられています。

これに対し、ゆうちょ銀行に預けたお金は「貯金」と呼ばれています。ゆうちょ銀行のほかにも、JAバンク(農業協同組合)やJFマリンバンク(漁業協同組合)に預けたお金も貯金と呼ばれます。

郵便貯金が始まったのは明治8年。庶民に貯金を奨励するとともに、国家の発展のために活用しようと当時の大蔵省(現財務省)が運用を始め、主に国の政策のために活用されてきました。郵便貯金にお金を預けたのは農民が多かったと言われています。

ちなみに信用金庫や信用組合は地域の中小企業や個人の相互扶助を目的とした金融機関、労働金庫は労働者の相互扶助を目的とした金融機関です。農協や漁協は農林漁業者の相互扶助を目的とした金融機関です。

そして、「預金」と「貯金」、呼び方は違っても、いずれもお金を預かって運用するので、「預金取扱い金融機関」に分類されます。貯金と預金は、一番身近な運用手段です。

「貯蓄」とは、所得のうち消費せずに貯めておく分のことを言います。一般に金融資産の運用には、「貯蓄」と「投資」の2つの手法があります。1つは預金や貯金で確実に貯めることに重点をおいた「貯蓄」であり、もう1つは投信、株式、債券などリスクがありながらも積極的に殖やすことに重点をおいた「投資」です。

金融資産の運用を考える際には、将来の生活設計をよく考え、何のために貯め、何のために殖やすのか、何に使うのか、各人のライフプランをはっきりとさせて目的を持って貯蓄や投資を運用することが大切です。